みたかの教育2010年11月21日2面
■教育委員の主な活動
市教育委員会は、毎月原則第一金曜日に定例会、そのほか必要に応じて臨時会を開催しています。
教育委員は、会議での活動のほかにも、学校訪問や都内教育委員会相互の連絡会、広域的な研修会に参加するなどの活動を行い、学校の状況や教育行政をめぐる諸課題の把握に努めています。
教育委員会の会議の開催予定、審議案件や会議録は、市ホームページに掲載しています。
●平成22年度上半期の主な審議案件と活動
平成22年度上半期の会議では、当該年度の基本方針と事業計画などの議案を審議し、決定を行いました。
4月
○三鷹市登録有形文化財及び三鷹市登録天然記念物の登録
○平成22年度事業計画の承認
●東京都教育施策連絡会出席
●東京都市町村教育委員会連合会 第1回理事会
5月
○三鷹市スポーツ振興審議会委員の任命
○三鷹市教育委員会訓令の一部改正に係る臨時代理の承認
●全国・関東地区都市教育長協議会総会出席
●関東甲信越静市町村教育委員会連合会・東京都市町村教育委員会連合会出席
6月
○委員長選挙
○委員長職務代理者の指定
○三鷹市立学校の通学区域に関する規則の一部改正
○三鷹市社会教育委員の委嘱
○三鷹市文化財保護審議会委員の委嘱
○三鷹市体育指導委員の委嘱
●市議会本会議出席
●学校訪問(第六中)
7月
○三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例の一部の施行期日を定める規則の制定
○三鷹市立学校教職員出勤簿整理規程の一部改正
○三鷹市大沢の里水車経営農家条例の制定の申出
○教育長の公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団(仮称)理事の兼職の承認
○平成22年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成21年度分)
●東京都市町村教育委員会連合会研修推進委員会出席
●東京都市教育長会研修会
●学校訪問(北野小・第一中)
8月
○平成23年度使用小・中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書の採択
●東京都市町村教育委員会連合会理事会・理事研修会出席
9月
○三鷹市社会教育委員の委嘱
○三鷹市公民館運営審議会委員の委嘱
●市議会本会議出席
10月
○三鷹市大沢の里水車経営農家条例施行規則の制定
○教育長の学校法人ルーテル学院評議員の兼職の承認
○職員人事の推薦に係る臨時代理の承認
●市町村教育委員会研究協議会出席
●東京都市町村教育委員会連合会管外視察研修
●東京都市町村教育委員会連合会第4ブロック研修会
●学校訪問(高山小・第四中)
(○は会議の審議案件、●は会議以外の活動)
→総務課 TEL内線3213
■市教育委員会が日本教育再興連盟賞を受賞
市教育委員会は平成22年8月7日に河村健夫日本教育再興連盟会長(元文部科学大臣)より第三回日本教育再興連盟賞を授与されました。
この受賞は、三鷹市が推進する「コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育」の取り組みが認められたものです。
保護者や地域が学校運営に積極的に参画する「コミュニティ・スクール」を全市で展開し、学校・家庭・地域の協働による新しい学校づくりやコミュニティの醸成を図る活動が高く評価されました。
→総務課TEL内線3213
■子どもたちの教育環境の向上を目指して
市では、児童・生徒が安全で快適に学べる教育環境の整備を図るとともに、地域の防災・交流の拠点でもある学校施設の安全性を確保するため、平成24年度の全校工事完了を目指し、校舎・体育館の建替工事や耐震補強工事を推進しています。
平成22年10月には第五中学校体育館建替工事に着手しました。また、平成23年度には第三小学校校舎建替工事に着手する計画となっており、安全・安心・快適な学校づくりを推進しています。
→総務課TEL内線3223
第五中学校体育館建替工事スケジュール
第三小学校校舎建替工事スケジュール
市では、平成20年度から都補助金を活用し、学校校庭の芝生化整備を進めています。
校庭芝生化は、学校と地域の協働による維持管理が行われ、環境負荷の軽減、ケガの防止や体力向上など児童・生徒への教育効果や地域の交流促進への効果が期待されています。
平成22年9月には第六中学校の校庭と屋上を新たに芝生化しました。また、東台小学校においても、校舎建替工事が竣工する平成23年3月に併せて校庭と屋上を芝生化します。
→総務課TEL内線3223
市内学校芝生の整備状況
■全15小学校の地区で幼稚園・保育園と小学校との連携事業を実施
小学校入学前後の移行期を円滑で実り多いものとするために、平成19年度3つの小学校の地区で、連携事業がスタートしました。
平成22年度は、この取り組みにおいて、幼稚園・保育園と小学校・学童保育所などで構成する「連携地区連絡会」を設置し、積極的に連携が進められています。また、市立全15小学校の地区では、「学校体験」「異年齢交流」「学校行事への参加」など、各地区の特性を生かしたさまざまな取り組みが行われています。さらに、5歳児の在園する認証保育所とも、小学校との連携について検討が進められています。
これらの連携により、教諭・保育士・学童保育員の交流が深まり、移行期における指導についての意見交換などを通じ、相互の認識の共通化や、育ちの見通しをもった指導の充実が図られています。
また、保護者の不安を解消するために、希望する幼稚園への「就学アドバイザー」の派遣や保護者を対象とした「就学に向けた説明会」を開催するほか、入学までの必要な情報を提供するための「新一年生のガイドブック」も作成しました。
→TEL学務課内線3291
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