みたかの教育2009年8月16日4面
■市立小・中学校の耐震化の現況と取り組み
市立小・中学校施設の耐震性能の確保および地域防災拠点としての安全性を高めるため、市では平成24年度の全校工事完了をめざし、校舎・体育館の建替えや耐震補強工事を推進しています。
平成21年度は、9月から東台小学校建替工事に着手します。また、第七小学校、大沢台小学校、第一中学校および第五中学校の校舎並びに東台小学校体育館の耐震補強工事を実施しています。また、羽沢小学校の校舎および体育館の耐震補強工事に向けた実施設計業務を行っています。なお、平成21年度の工事が予定通りに完了すると、全校耐震化率は84.8%となります。
■学校施設の耐震化の状況 (H21.7現在)
■市立小・中学校の校庭芝生化事業を推進
市では、平成20年度から都補助金の活用を図り、市立小・中学校の校庭を芝生化する事業を進めています。
平成20年4月には第一小学校に芝生の校庭が誕生し、使用が開始されました。
校庭を芝生化することで、(1)土の校庭と比較して衝撃吸収力が高く、転倒時の子どものケガの減少が図れる。(2)校庭に昆虫や小鳥が集まることや、目にやさしい緑は子どもたちの気持ちにも潤いをあたえることができる。(3)地表温度を下げることによるヒートアイランド現象の緩和や、砂飛散防止を図ることができる。
など、環境への負荷が少なく、快適な学校環境を創出する効果が期待されます。
今後は、平成21年度に北野小学校、平成22年度に東台小学校・第六中学校で校庭の芝生化を行い、その後も順次整備を図っていく予定です。
→総務課TEL内線3223
■第56回 三鷹市市民文化祭
今年も10月〜11月に市内の各会場で、芸術・文化の祭典「市民文化祭」が開催されます。市民のみなさんの日頃の活動の成果をぜひご覧ください。
主催 三鷹市・三鷹市教育委員会・三鷹市芸術文化協会
→三鷹市芸術文化協会TEL49-2521・生涯学習課TEL内線3316
■平成22年度から使用する中学校の教科用図書を採択しました
三鷹市教育委員会では、平成22・23年度に市内公立中学校で使用する教科用図書(以下「教科書」という。)の採択を行いました。
教科書の採択は、文部科学省の検定に合格した教科書の中から学校で使用する教科書を決定するもので、公立小・中学校については、地方教育行政の組織および運営に関する法律などによって、その地区を所管する教育委員会が決定することと定められており、公正かつ適正に行わなければなりません。
このことを踏まえて、市教育委員会では、「三鷹市立小・中学校教科用図書採択要綱」を定めて、教科用図書選定資料作成委員会を設置し、教科書を採択するために必要な選定資料を作成し、市教育委員会に提出しました。
その後、提出された資料をもとに7月16日(木)に教育委員に対して、教科ごとに全教科書の特徴などについて説明を行いました。そして、各教育委員がこれまでに説明を受けた選定資料や意見を参考にして、すべての教科書について調査研究・分析を行い、7月31日(金)の教育委員会定例会で平成22年度から2年間中学校で使用する教科書を採択しました。
平成22年度使用中学校教科書採択結果
国語=教育出版、書写=東京書籍、社会(地理的分野)=帝国書院、社会(歴史的分野)=東京書籍、社会(公民的分野)=清水書院、地図=帝国書院、数学=東京書籍、理科(第一分野)=大日本図書、理科(第二分野)=大日本図書、音楽(一般)=教育出版、音楽(器楽)=教育芸術社、美術=日本文教出版、保健体育=学習研究社、技術=東京書籍、家庭=東京書籍、英語=光村図書出版
平成22年度使用
小・中学校教育支援学級用教科書の採択
平成22年度に使用する小・中学校教育支援学級用教科書の採択も行いました。
教育支援学級においては、学校教育法附則第9条の規定により、文部科学省検定済みの教科書を使用することが適当でないときに、ほかの適切な教科書(以下「一般図書」という。)を使用することができます。このため、一般図書について選定資料作成委員会を設置し、選定資料の作成を行いました。中学校教科書と同様7月31日(金)に教育委員会定例会において採択しました。なお、平成22年度に使用する一般図書については、市のホームページに掲載します。
今回の中学校教科書および一般図書の採択に関する情報などは、公開していきます。
→指導室TEL内線3243
市外局番0422は省略しています
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