
平成30年度特別展「太宰治 三鷹とともに」 ※終了しました

撮影:林忠彦
−太宰治没後70年−
太宰は昭和14(1939)年に現在の下連雀二丁目の新築借家に転居します。家族とともに、亡くなるまでここで過ごし、その間、多くの文化人と文芸談義に花を咲かせ、研さんを積みました。
当時の三鷹は麦畑が広がる一見穏やかな農村地帯。しかし、戦況が悪化するにつれ軍需産業の町として著しい成長を遂げつつました。
三鷹では『走れメロス』『東京八景』『斜陽』『人間失格』など、珠玉の作品を発表しましたが、一町民として生き、一作家として書き尽くした太宰にとって「東京市外、三鷹町」は、あらゆるものとの距離感を保つのに絶好の創作地だったといえます。
本展では、激動の時代の潮流にのみ込まれてゆく三鷹に身を置きながら、筆一本で人気作家に長じた太宰の人生と、太宰を支えた人々との交流に迫ります。
- 期間:平成30年6月16日(土曜日)〜7月16日(祝日・月曜日)
- 開館時間:午前10時〜午後8時(入館は午後7時30分まで)
- 休館日:月曜日(7月16日は開館)
- 会場:三鷹市美術ギャラリー(下連雀三丁目35番1号コラル5階)
三鷹市美術ギャラリーへのアクセス(三鷹市スポーツと文化財団ホームページ)(外部リンク)
- 入場料:一般500円(高校生以上)
中学生以下、障害者手帳をお持ちのかたとその介助者は無料。
「東京・ミュージアム ぐるっとパス」をご利用いただけます。
- 主催:三鷹市、公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団
- 特別協力:日本近代文学館
- 協力:青森県近代文学館、五所川原市教育委員会、太宰治記念館「斜陽館」、弘前市立郷土文学館、日本現代詩歌文学館、山梨県立文学館、杉並区立郷土博物館、神奈川近代文学館、佐賀大学美術館、田村茂写真事務所、林忠彦作品研究室、株式会社SUBARU、新潮社、三鷹CORAL、三鷹商工会、みたか都市観光協会
関連リンク
平成30年度特別展「太宰治 三鷹とともに」(三鷹市スポーツと文化財団ホームページ)(外部リンク)
お問い合わせ先
山本有三記念館 電話 0422-42-6233