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平成30年度特別展「太宰治 三鷹とともに」 ※終了しました

写真:太宰治の肖像写真(撮影:林忠彦)
撮影:林忠彦

−太宰治没後70年−

 太宰は昭和14(1939)年に現在の下連雀二丁目の新築借家に転居します。家族とともに、亡くなるまでここで過ごし、その間、多くの文化人と文芸談義に花を咲かせ、研さんを積みました。

 当時の三鷹は麦畑が広がる一見穏やかな農村地帯。しかし、戦況が悪化するにつれ軍需産業の町として著しい成長を遂げつつました。

 三鷹では『走れメロス』『東京八景』『斜陽』『人間失格』など、珠玉の作品を発表しましたが、一町民として生き、一作家として書き尽くした太宰にとって「東京市外、三鷹町」は、あらゆるものとの距離感を保つのに絶好の創作地だったといえます。

 本展では、激動の時代の潮流にのみ込まれてゆく三鷹に身を置きながら、筆一本で人気作家に長じた太宰の人生と、太宰を支えた人々との交流に迫ります。


関連リンク

平成30年度特別展「太宰治 三鷹とともに」(三鷹市スポーツと文化財団ホームページ)(外部リンク)

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