ヒガラ(日雀、飛雀)シジュウカラ科


 ヒガラはシジュウカラの仲間で、色合いも写真のように、シジュウカラに良く似ています。シジュウカラの仲間の中でシジュウカラが15cm、コガラが13cm、そしてヒガラが11cmともっとも小さな種です。3種は色合いがとてもよく似ています。見分ける特徴として、黒い部分の形から、シジュウカラはネクタイ、コガラはベレー帽、ヒガラは蝶ネクタイと覚えたりすることもあります。
繁殖期の春〜夏の間は、山地や亜高山帯の針葉樹林などに生息していますが、冬季になると標高の低い場所へ移動し、群れで生活します。シジュウカラやコガラ、キクイタダキなどと混群(別々の種の鳥が一緒に群れをつくること)となることも多いので、慣れるまでは見分けがつきにくいかもしれません。
昆虫、クモ、植物の種子などを好んで採餌(さいじ)し、なかでもアカマツやカラマツなど、針葉樹の種子も好みます。三鷹市内では、冬季野川公園や井の頭公園などの大きな面積の樹林地があり、針葉樹も多いところで見かけることがあります。
『チー』と高い細い声で鳴き、さえずりもシジュウカラのさえずりに似ていますが、より速いテンポで『ツピン ツピン ツピン』と細い高音の声でさえずります。


このページの作成・発信部署
都市整備部 緑と公園課
電話番号 0422-29-9789


[0]メニュートップに戻る
[#]トップページへ戻る


(C)Mitaka City