ハヤブサ(隼)ハヤブサ科


 ハヤブサは、ほかの猛禽類(もうきんるい)同様、雄が雌より小さく、雄が全長約42センチメートル、雌は約50センチメートル、雌がだいたいハシボソガラスと同じ位の大きさです。
 ハヤブサはとても速く鋭い鳥というイメージがあると思います。男の子の名前に使われたり、寝台特急の愛称になるなど、よく知られた鳥ですが、観察する機会はそう多くないかもしれません。そのイメージの通り、飛翔(ひしょう)能力に優れ、上空から急降下して下を飛んでいる鳥を捉えるというパターンの狩りを行います。木や地上にとまっている鳥を飛び立たせて追跡し、仕留めるということもします。
自然環境下でのハヤブサの繁殖場所は、断崖(だんがい)の棚になったような所が主ですが、都市環境下のビルがこの断崖(だんがい)の代わりに使われるようになってきたようです。こうした傾向は全世界的なようで、カナダのトロント市街での高層ビルでの繁殖などが知られています。三鷹周辺でも、駅ビルや高圧線の鉄塔などにとまっている姿を見かけることがあります。


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