チョウゲンボウ(長元坊)ハヤブサ科


 チョウゲンボウは全長35センチメートル、カラスより一回り小さい、小型のハヤブサの仲間です。
 色合いは全体に茶褐色で黒い斑があり、オスは頭と尾羽が青灰色であることでメスと見分けられます。
 開けた空間を好み、農耕地や草地や埋立地などでよく見かけます。
ネズミや小鳥、大型の昆虫(トンボやバッタなど)を好みます。開けた場所に立つ樹木や杭の上でじっと地面をうかがい、獲物が現れると飛びかかって捕らえたり、ヒラヒラとした羽ばたきで機敏に飛び回り、獲物を見つけると停空飛行(ホバリング)をし、狙いを定めて急降下して捕らえたりします。
 春から初夏にかけて、崖地の棚部分などで繁殖する習性があり、その環境と似ているためか、近年は都市のビルのテラスや排気口などでも営巣するようになっています。環境の良い場所では集団繁殖することもあります。
 三鷹市内では天文台や大沢グラウンド、市役所付近や花と緑の広場など、広い平地のある場所で観察できます。


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電話番号 0422-29-9789


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