アオサギ(蒼鷺)サギ科


 アオサギは全長約90センチメートル、ダイサギと並び、日本でみられるサギの中で最大のサギです。迫力ある姿に一見ツルと見間違えるほどです。頭は白く、目の上から後頭部にかけて黒い帯があり、後頭では飾り羽になり、アクセントとなっています。背面は灰色で雌雄同色です。コサギやダイサギ、ゴイサギなどもそうですが、このアオサギも群れで繁殖します。数年前まで多摩市の多摩川近くの崖地に集団繁殖地がありましたが、今は見られなくなってしまったようです。
 主に魚類を食べますが、カエルやヘビ、時にはネズミや小鳥を食べることもあるそうです。写真は干潟でエイを飲み込もうとして悪戦苦闘しているものですが、一時間ぐらい粘っていました。さすがにこの平たい魚は飲み込めなかったようですが、40センチメートルくらいあるボラやコイなども丸のみにしてしまいます。鋭い嘴で挟むだけでなく、時には突き刺すこともあります。

 関東地方では一年中見ることができますが、三鷹周辺では秋〜冬にかけて野川や仙川などでよく見かけます。


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