5月の爽やかな風が吹くと街の中でもツバメの姿を見るようになります。夏鳥として南からわたってきて、日本で繁殖するのです。野山では青葉が茂ってきて、だんだん緑が濃くなる季節ですが、ツバメと同じく夏鳥として渡ってくるフクロウの仲間がアオバズクです。
全長29センチメートル、ハトより少し小さいアオバズクは、里山や、住宅地内の神社林などで、大木の洞(うろ)に営巣し繁殖します。 三鷹でもかつては農家の屋敷林などで身近に見ることができた鳥だと思います。現在では、見ることが難しくなってしまいましたが、一昨年の8月下旬の夜、市内で、アオバズクの「ホウ・ホウ、ホウ・ホウ」と2声ずつ鳴く懐かしい声を聞くことができました。市内でこの声を聞いたのは初めてだったのでとてもうれしくなりました。アオバズクは緑の環境を図るバロメーターです。戻ってきてくれるといいですね。
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