今年は特に寒い冬でしたので、まだ春の訪れという感じはしないかもしれませんが、例年ですと3月になると、少しずつ様々な花が開花を始めます。
早春から畑の道端などで見ることの多いヒメオドリコソウは、シソ科の2年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本には明治の中ごろに入ってきたといわれています。三鷹市内でもあちこちで見かける機会が多く、おなじみの草だと思います。
近似種で日本原産のオドリコソウの名前は花の形が傘をかぶって踊る人に似ていることからきており、このヒメオドリコソウは草丈や花の大きさがオドリコソウに比べ、少し小さめであるという意味です。茎の高さは10センチメートル〜25センチメートルほどで、ピンク色の小さな花とともに、上部の葉がシソの葉のように暗紅色なのが目立ちます。地面一面を覆うように群生して咲くことが多く、その様子は暗紅色のじゅうたんのようです。
まだ花の多くない早春期には、ミツバチの貴重な蜜源植物にもなっているそうです。
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