ツグミは11月頃から4月下旬頃まで市内でもよく見かける、代表的な冬の渡り鳥です。体の大きさは全長24cmとスズメよりかなり大きく、ヒヨドリとほぼ同じくらいです。雌雄同色で、体の上面は褐色、翼が茶褐色、下面は白っぽく、黒い班があります。全体的に比較的地味な色合いなので、野原などでじっとしていると、保護色となってあまり目立ちません。
雑食性で、木の実や昆虫などの小動物を食べます。2010年度の冬は、日本海側で大雪が降ったせいか、多摩地区に渡ってきたツグミの数がとても多く、1月には市内の公園などで、群れで行動しているツグミをよく見かけました。年によってツグミの渡来数は大きく変動し、まったく見かけない年もあります。渡ってきたばかりのころは警戒心が強いのか、高い木の上にいることが多く、姿をゆっくり見せてくれませんが、カキやトウネズミモチなどの木の実が食べつくされる2月ごろになると、地面に降りてミミズなどの小動物を食べている姿が多くなり、じっくり姿を見る機会も増えます。写真は3月に畑で餌を探しているところを撮ったものです。
暖かい日には、小さくさえずりのような声を発することがあります。
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