ヒマワリ(向日葵)


 ヒマワリは、名前を聞いただけで誰もが姿を想像することができる草花でしょう。夏の真っ青な空をバックに鮮やかな黄色の大きな花というイメージは強烈です。草丈が2mほどにもなる大きさには圧倒されます。

 原産地は北米西部と考えられており、紀元前より先住民族が種子を食用としていた記録があるそうです。16世紀にスペインにわたり、100年かけてヨーロッパ全土をはじめ世界中にひろがり、特にロシアでは重要な食糧として定着しているそうです。

 ヒマワリの名前の由来は、太陽の動きにつれ、その方向を追うように花が動く、というところからきていますが、実際にこのような動きをするのは、開花前のつぼみが形成されるころまでということです。開花し、生長が止まると、花は東を向いたまま動かなくなります。

 写真は、今年の6月に牟礼一丁目の「花と緑の広場」で見ごろを迎えたヒマワリですが、やはり開花後は全て東を向いたままとなり、南側から入場するお客様を横向きのままお迎えすることとなってしまいました。

 草丈の低いコンパクトなものや、スプレー咲きといって花がたくさんつくものなどさまざまな品種が開発されています。最近では環境にやさしいバイオディーゼル燃料としても注目されています。ヒマワリのタネを絞った油をディーゼル燃料として利用しようというものです。


このページの作成・発信部署
都市整備部 緑と公園課
電話番号 0422-29-9789


[0]メニュートップに戻る
[#]トップページへ戻る


(C)Mitaka City