スズメ(雀)ハタオリドリ科


◆人家のないところにはいない スズメ

 スズメは私たち日本人にとって、古くから最も身近な野鳥といえるでしょう。舌切雀などの童話にも多く登場します。よく知られているように稲などを食べ荒らす害鳥で、畑の中の「かかし」はスズメから農作物を守るためにつくられるものです。しかし、春から夏にかけて、特に雛を育てる時にはたくさんの毛虫や青虫などを捕食しますので、益鳥でもあります。
  スズメは私たち人間の生活と密接につながって暮していて、人間の住まいのないところには住んでいません。

 スズメは全長約14.5cmの小鳥で人家の瓦の隙間や、木の洞などに巣を作りますが、近年はコンクリートビルが増え、住宅難といえるでしょう。シジュウカラ用の巣箱の入口を広げて使うこともあります。

 5月10日〜16日はバードウィークです。「なんだスズメか」といわずに身近な野鳥をよく観察してみてください。水浴びのときなどはとても可愛らしいしぐさをみることができます。きっと癒されますよ。


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