コサギはいわゆる「シラサギ」といわれるグループのなかの一種で、全身が真っ白の美しい鷺です。関東地方でよく見られるシラサギはダイサギ、チュウサギ、そしてこのコサギの3種です。大中小の文字通り、コサギはこの3種のうちでは最も小型で全長は約60cmです。全長約60cmといっても、鷺の仲間は首が長く伸びますので、見た目の大きさはカラス大です。
雌雄とも同色で、他のシラサギとの見分けのポイントは黒い嘴と黄色い足指です。この写真では見えませんが、脚は黒で、足指だけが黄色をしています。このよく目立つ足指を水中で震わせて小魚を物陰から追い出し、それを電光石火、嘴で捕らえて丸飲みにします。食物は魚のほか、ザリガニやカエル、昆虫などもとります。食欲がとても旺盛なので、よく観察していると次々に魚を捕っていきます。その姿はまるでドジョウすくいのようです。
成鳥が夏羽に換羽すると、後頭部に2本の長い冠羽が見られ、胸、肩、背中の羽も飾り羽となり、美しさが際立ちます。
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