夕暮れの道を横切る見慣れない動物のシルエット、犬にしては尻尾がフサフサ、猫にしては丸々とした体つき、それはタヌキかもしれません。
タヌキは、ぶんぶく茶釜、かちかち山などのむかしばなしにもたくさん登場しますし、ジブリアニメの「平成狸合戦ぽんぽこ」でも主役となるなど、私たち日本人にはなじみの深い動物の一つです。キツネとともに、人を化かすといった伝説が多いことでも有名です。
近年、都内区部でのタヌキの目撃情報が増え、山地の開発などで行き場所のなくなったタヌキが都市部に進出してきたのでは、と話題になっています。また、野良犬などの減少とも関連があるのではないか、ともいわれています。1980年代ころまでは、タヌキの脅威となる犬を放し飼いにしたり、番犬として家の外で飼うということも多かったのが、現在では、家族の一員として室内で飼うのが主流となり、タヌキが住宅地を歩き回っても、犬に追いかけられたり、吠えられたりということが少なくなったのではないか、ということです。また、雑食性のタヌキが市街地ではゴミや人の与える餌を積極的に利用している、ということもあります。
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