ケラ(螻蛄)


啓蟄(3月初旬)を過ぎ、4月の声を聞くとさまざまな昆虫が活動を始めます。夜、野原や畑などのやわらかい土の中から、ケラの「ビー」という声が聞こえ始めるのも4月初旬からです。独特の鳴き声は、日本では古来「ミミズの鳴き声」と信じられていたそうです。ケラは体長3cmほどのコオロギの仲間ですが、オスには前翅の翅脈に鳴くための発音器官があり、地中の巣穴を共鳴室として使うことで鳴き声を大きく響かせます。メスも小さい音を発音できるそうです。
おけら(ケラの俗称)は「手のひらを太陽に」という歌の中に出てくるなどおなじみですが、実際にどんな虫なのか見たことがある人は少ないのではないでしょうか。


このページの作成・発信部署
都市整備部 緑と公園課
電話番号 0422-29-9789


[0]メニュートップに戻る
[#]トップページへ戻る


(C)Mitaka City