10月に入り、秋めいてくると、ムラサキシキブやウメモドキなどの実が色づき始めます。それを待っていたかのように、渡ってくる小鳥がこのジョウビタキです。
大きさはスズメ大で、雄は写真のように頭頂から頸の後ろが灰白色、顔から喉と上面が黒、胸から尾までの下面は橙色の鮮やかな色をしています、上面の黒の中に白い部分(次列風切基部)があり、まるで、紋付を着ているようにも見えることから「紋付鳥」と呼ばれることもあります。雌にも、この白い部分はありますが、全体が灰褐色で地味な印象です。
越冬のために渡ってきたジョウビタキは、雌雄ともに市街地や農耕地などで一羽ずつ縄張りを持ちます。秋口に渡ってきたばかりの頃には、住宅のアンテナなどにとまって「ヒッ、ヒッ…」という縄張り宣言の声をあげている姿をよく見かけます。この縄張り宣言の声が火打石を打つ音に似ていることから「火焚き(ヒタキ)」の名がついたそうです。
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