アブラゼミは私たちに最もなじみの深いセミといえるでしょう。セミの仲間は羽が透明のものが多いのですが、このアブラゼミは色が黒っぽく、羽が赤褐色なので、飛んでいる時にもよく目立ちます。そのせいかヒヨドリやカラスなどに捕らえられることも多いようです。このように羽が透明でないセミというのは世界的にも珍しいそうです。
セミは6〜7年といわれる長い幼虫時代を地中で過ごしますが、地面に出てきて成虫になると、わずか2〜3週間ほどで死んでしまいます。その短い成虫時代に雌雄が出会って交尾し、産卵をおこないます。鼓膜と呼ばれる膜を振動させ大きな音で鳴くのはオスがメスと出会うためなのです(メスは鳴きません)。
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