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三鷹市立東台小学校校舎建替検討委員会 第3回会議録

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2008年7月1日 最終更新日:2009年2月23日

第3回三鷹市立東台小学校校舎建替検討委員会会議録

日時

平成20年4月10日(木)午後7時

場所

三鷹市立東台小学校高学年学習室

次第

  1. コンセプト(案)について
  2. 計画案、諸室リストについて
  3. 意見交換、質疑

(注)この会議録は、発言の要旨を記録しています。

開会

委員長

ただいまから、第3回三鷹市立東台小学校校舎建替検討委員会を開催いたします。

コンセプト(案)について

委員長

まず、三鷹市教育委員会教育部長より、東台小学校校舎建替コンセプトの案についての説明を求めます。

教育部長

 第1回、第2回の検討委員会に提案した内容と、検討委員会での意見等を踏まえて、教育委員会で整理してお手元の資料のようにまとめました。
 まず、東台小学校の教育目標と、児童の新校舎への思いを基にしながら、「人間力・社会力をはぐくむ小・中一貫教育校としての教育施設」「特色ある東台小学校としての教育施設」「家庭と地域を結ぶ地域の拠点としての施設」の3点を基本的考え方として定めました。
 そして、その3つの基本的な考え方に結び付く具体的な8項目をコンセプトとしました。
 3点の基本的考え方についてですが、三鷹市ではコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育を推進しており、東台小学校は来年度小・中一貫校として開園する見込みです。そこで、「人間力・社会力をはぐくむ小・中一貫教育校としての教育施設」としての役割が重要であり、具体的に3のコンセプトを設定しています。
 2点目として、東台小学校はこれまで、歯の健康やシンガポールとの交流など、特色ある教育を推進しており、その特色ある教育活動をさらに推進できる教育施設であることが求められているところです。この点について、具体的に3つのコンセプトを設定しています。
 3点目として「家庭と地域を結ぶ地域の拠点としての施設」ですが、現在も東台小学校の教育活動には様々な形で保護者の参画をいただいているところですが、より一層の地域の拠点としての学校としての役割が求められており、この点については2つのコンセプトを設定しています。

 まず、「よく考える力をはぐくむ学校」ですが、社会の変化に伴い、現在は学びの場として、多様な学習形態や学習内容が展開されており、それに対応できるよう高機能で多機能な施設であることが求められていることから、検討委員会においても検討がなされてきたようにオープンスクールの採用をしたいと考えています。
 「楽しく交流できる学校」を実現するために、学年合同の学習や異学年の交流学習などが活発に行われる様々な学習形態に応じる柔軟な活動スペースを配置します。また、くすの木を中心としたステージや、オープンデッキの設置は、楽しく交流できる場を広げることにつながると考えています。オープンデッキでは、給食を食べるなどの活動も可能であります。
 「一人一人にやさしく思いやりのある学校」は、ユニバーサルデザインを基本とした柔軟で安心感があり、一人一人に応じた施設であることを実現させます。エレベーターや『だれでもトイレ』などを設置してだれもが使いやすい施設とします。
 「自然が多くうるおいのある学校」は、東台小学校の周囲は農地や緑地が比較的多く残されている地域であり、また、子供たちの大きな願いでもあります。屋上緑化、壁面緑化、ビオトープの設置などが考えられます。雨水の利用、自然エネルギーの活用についても検討していきます。
 「心身の健康をはぐくむ学校」については、シックハウス対策、空調施設の設置、木質建材の使用、東台小学校の特色ある教育活動の継続を考えた「歯みがきスペース」の設置などが挙げられます。
「伝統を受け継ぎ創っていく学校」として、シンボルツリーであるくすの木を大切にした設計、地域の伝統文化を継承できる郷土資料室の設置などを考えています。
 「地域社会に開かれた学校」として、地域への開放はもちろんのことですが、設計に当たっては、近隣への配慮を十分に行っていきたいと考えています。具体的には、日影の影響への配慮、雨水対策などを検討し、地域に受け入れられる学校としていきます。
 「地域防災の拠点としての安全な学校」として、まず、耐震性を十分に確保するとともに、防犯性を確保します。普通教室を2階以上に設置する工夫や教室インターホン、学校110番のシステムなどを導入します。地域の防災の拠点として、防災関連施設を校庭に配置する計画にしています。

 以上のように、3つの基本的な考え方のもとに、具体的な8つのコンセプトを定め、その上に立って東台小学校の新校舎プランを固めていきたいと考えています。また、建替計画については、地域の皆さんの意見をいただきながらつくりあげていきたいと思います。

計画案、諸室リストについて

委員長

では、計画案、諸室リストについて、設計会社から説明いただきます。

設計会社

 校舎のボリュームについては、地域への影響を考え、3階建てが望ましいとの市の考え方を受け、3階建ての2案を提案いたします。
 まず、A案ですが、管理部門を集中させ、くすの木学級は現在と同じように1階に配置しています。管理部門からは、校庭の状況や校門の人の出入りがよく見えるようになっています。くすの木学級は、集中して落ち着けるように1階西側に設置しています。給食室への搬出入は北門から行うことを想定しています。児童は東門から入り、昇降口へ入ります。くすの木学級の通学用のバスは、北門を利用しての通行はバスの大きさの関係から難しいのではないかと思われます。
 2階は、普通教室と特別教室を配置しています。防犯性の確保の観点から2階以上に配置することは有効であると考えています。学校図書館は、カリキュラムセンターの役割を考え中央に設置しました。
 3階には、ランチルームを中央に配置しました。特別教室は北側に集中して配置しています。
 校庭は、地域の活動を行うこと、ラインが引きにくいこと、コスト面などを考慮してトラックの周囲の緑化を提案します。また、児童の願いを大切にし、シンボルツリーを中心にしたスクールデッキ、時計台の設置などがプランとして盛り込まれています。

 B案はオープンスペースのある設計です。校門に近いところに管理部門を集中させています。児童は東門から入り、給食の搬入等は北側から行う配置としています。東側に駐車スペースを設定してくすの木学級の児童も東門から登校することも可能かと思います。
 2階は学校図書館を中央に配置し、各普通教室に隣接してオープンスペースを配置しています。一教室について、普通教室は64平方メートル、オープンスペースは奥行き6メートルで48平方メートルの広さを確保しています。歯みがきができるスペースと読書ができるスペースを設定し、落ち着けるスペースの確保も行います。オープンスペースで集会や少人数指導、グループ学習など様々な活用方法が考えられます。
くすの木ステージには階段を設けていますが、施錠してステージから直接2階には侵入できないようにします。
 オープンスペースのある案とない案を提示しましたが、コスト面では厳しい状況にあるので、例えば視聴覚室や生活科室など、使用状況により兼用できる教室はないかどうかを検討していただきたいと思います。

質疑及び意見交換

委員長

それでは、質疑及び意見交換に移ります。

委員

スクールサポーター室とPTA室では、使用の目的や活動の方法も異なるため、兼用することは難しいので、それぞれの設置をしていただきたいと思います。

委員

大阪の池田小学校の設計と東台小学校の設計を再度比較検討したいと思います。くすの木学級は、通常学級と別棟にならず、一体的な施設として交流が十分できるようにしていただきたい。学校図書館や郷土資料室などは地域への開放の側面から別棟にすることも有効であると思います。また、くすの木学級のバスは東門からの通行は困難ではないかと思われます。

委員

児童の登校時間帯とくすの木学級のバスの到着の時間帯はほぼ同じです。バスの通行を考えると北門からの出入りは難しく、南側からの出入りを想定する必要があると思います。

教育部長

コンセプト案にもあるように、近隣への影響を考慮して、3階建てでの設計とすることはよいでしょうか。また、オープンスペースを設置するという基本案についてはいかがでしょうか。

委員

少人数学習の教室が将来的に普通教室になった時にオープンスペースが少人数学習の場となることは好ましくないのではないでしょうか。

設計会社

他校の例では、オープンスペースで少人数学習を行っている例が多いです。

委員

オープンスペースは、隣の教室の音の問題が解消できるのでしょうか。教室とオープンスペースの間に引き戸などの仕切りが必要ではないでしょうか。

委員

オープンスペースを学校に設置するようになっている背景にはどのようなことが大きいのでしょうか。

教育部長

一斉学習中心から、グループ学習や少人数学習、調べ学習など幅広い学力を身に付けさせるために様々な学習形態や学習方法が展開されるようになり、施設面での対応としてオープンスペースの設置が広がっています。教室とオープンスペースの間にブラインドをつけている所もありますが、児童は比較的すぐに慣れる傾向にあると聞いています。また、閉鎖された空間でなく、開かれた空間にすることにより、児童間の適度な緊張、教師間の適度な緊張も生まれ、よい教育効果があると思われます。

設計会社

引き戸などを設定してしまうと閉めたままの状態になってしまうこともあり、オープンスペースとしてのよさが生かされない事例も報告されています。

委員

オープンスペースを設置して、児童が落ち着かないということが起こらないかという不安が残ります。

委員

高山小学校の事例を聞いたのですが、オープンスペースがあることで、隣の教室の児童とのコミュニケーションが増えているなどよい効果があるようです。

委員

オープンスペースの設置は教員の意識改革にもつながるよさがあると思います。ただし、少人数学習をオープンスペースで行うことは難しいため、学級数が増えた際の対応は気になるところです。

委員

やはり、引き戸を設置した方がよいのではないかと思います。

教育部長

オープンスペースについては、ご不安を受け止め、仕切りなどの設置の検討を行い、オープンスペースの設置を行う方向で設計を進めてまいりたいと思います。また、一体感のあるくすの木学級の配置、スクールサポーター室とPTA室の配置、少人数学習の教室の確保など、本日いただいたご意見を踏まえて3階建てでの設計で再度検討してまいります。

委員

プールへの児童の動線はどのようになるでしょうか。

設計会社

児童更衣室で着替えて、校舎の東側から出てプールに移動することになります。道路沿いは、外から見えないように配慮します。

教育部長

工事車両の対策についてですが、現在警察署など関係機関と調整を行っているところです。また、前回委員の方からいただいた御意見を踏まえ、中原小学校の校長、副校長、学校運営協議会長、PTA会長に説明を行いました。保育園の送迎の自動車対策や下校時の工事車両の対策などが話題となり、登校時の工事車両の通行についてなど、調整を行う予定です。

委員長

それでは、コンセプトについては、本日提案がありました内容での決定でよろしいでしょうか。
それでは、コンセプトについては決定とします。では、本日の委員の意見を基に、再度配置計画について次回の検討委員会で提案いただきたいと思います。

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