ここから本文です
予防接種の接種間隔
作成・発信部署:健康福祉部 健康推進課
公開日:2021年4月1日 最終更新日:2022年2月22日
新型コロナワクチンとの接種間隔について
原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時には接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。お子さんの定期予防接種のスケジュールをたてる際は、ご注意ください。
令和2年10月1日より、種類の違うワクチン間の接種間隔の制限が一部撤廃されました
令和2年9月末までは、種類の違うワクチン間の場合、接種してから次のワクチンを接種するまでに、生ワクチンの場合なら接種してから27日以上、不活化ワクチンなら接種してから6日以上の間隔をあけないと、次のワクチンを接種することができませんでした。
しかし、この度定期接種実施要領の改正に伴い、令和2年10月1日から、その制限が一部撤廃されることになりました。
- 改正に至った経緯
- 不活化ワクチン、ロタウイルスワクチン(飲むタイプの生ワクチン)については、他のワクチンとの接種間隔が有効性、安全性に影響を与えるという報告はなく、これまでも諸外国において接種間隔に制限は設けられていませんでした。
- 一方で、種類の違う注射生ワクチンを27日未満の短い間隔で接種した場合、ワクチン間の干渉が起こり、有効性が弱まる可能性があるため、諸外国においても接種間隔に制限を設けている国が多い現状があります。
- 令和2年10月1日より、ロタウイルスワクチンが定期接種となり、生後2カ月からの定期接種のワクチンがさらに増えます。確実に接種機会を確保する観点から、今回の改定が行われました。
種類の違う注射の生ワクチン間のみ、接種間隔の日数制限があります
今後は、種類の違う注射生ワクチンを続けて接種するときに限り、接種間隔を27日間あける必要がありますが、その他の場合では、すべて接種間隔の日数制限がなくなります。
- その他の場合
-
- 注射生ワクチンを接種後、経口(飲む)生ワクチンを接種
- 経口(飲む)生ワクチンを接種後、不活化ワクチンを接種
- 不活化ワクチンを接種後、注射生ワクチンを接種 など
ワクチンの種類は次のとおりです
- 注射生ワクチン
- BCG、麻しん風しん混合、麻しん、風しん、水痘、おたふくかぜ
- 経口(飲む)生ワクチン
- ロタウイルス
- 不活化ワクチン
- ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)、二種混合(ジフテリア、破傷風)、日本脳炎、子宮頸がん(HPV)、インフルエンザ など
同じ種類のワクチンを複数回接種する場合の接種間隔の制限はこれまでと変わりません
上記の変更は、種類の違うワクチン間の接種間隔についての変更です。
同じ種類のワクチンを複数回接種する場合の接種間隔の制限は、従来どおりですので、ご注意ください。詳しくは下記の一覧をご確認ください。
- 注意事項
- 6日以上あけるとは、次の週の同じ曜日に接種が可能です。(接種間隔は接種した翌日から数える)
例)月曜日に接種したら、翌週の月曜日に接種可。 - 各予防接種の対象年齢や予診票の発送時期など詳しくは、定期予防接種の種類と対象年齢のページをご覧ください。
ワクチン名称 | 接種回数 | 接種間隔 |
---|---|---|
ロタウイルス |
ロタリックス:2回 ロタテック:3回 |
ロタリックス:27日以上の間隔をあけて2回 ロタテック:27日以上の間隔をあけて3回 |
ヒブ | 4回 |
初回免疫:27日から56日までの間隔をあけて3回 追加免疫:初回免疫終了後、7カ月以上あけて1回 |
小児用肺炎球菌 | 4回 |
初回免疫:27日以上の間隔をあけて3回 追加免疫:初回免疫3回目の接種後60日以上あけて、生後12カ月を過ぎてから1回 |
B型肝炎 | 3回 | 27日以上の間隔をあけて2回接種後、第1回目の接種から139日以上あけて1回 |
四種混合 (三種混合) |
4回 |
初回免疫:20日から56日までの間隔をあけて3回 追加免疫:初回免疫終了後、6カ月以上あけて1回(標準的には、12カ月から18カ月の間隔をあける) |
水痘 | 2回 | 3カ月以上の間隔をあけて2回(標準的には、6カ月から12カ月の間隔をあける) |
日本脳炎 | 4回 |
1期初回:6日から28日までの間隔をあけて2回 1期追加:1期初回終了後、6カ月以上(おおむね1年)あけて1回 2期:1期追加終了後、約4~5年の間隔をあけて1回 |
子宮頸がん(HPV) | 3回 |
サーバリックス(2価):1カ月以上の間隔をあけて2回接種後、1回目から5カ月以上かつ2回目から2カ月半以上の間隔をあけて3回目を接種 (標準的には、1カ月以上の間隔をあけて2回接種後、1回目から6カ月以上の間隔をあけて3回目を接種) ガーダシル(4価):1カ月以上の間隔をあけて2回接種後、2回目から3カ月以上の間隔をあけて3回目を接種 (標準的には、2カ月以上の間隔をあけて2回接種後、1回目から6カ月以上の間隔をあけて3回目を接種 |
このページの作成・発信部署
健康福祉部 健康推進課 保健総務係
〒181-0004 東京都三鷹市新川六丁目37番1号
電話:0422-24-8050
ファクス:0422-46-4827
〒181-0004 東京都三鷹市新川六丁目37番1号
電話:0422-24-8050
ファクス:0422-46-4827