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12月は地球温暖化防止月間です
作成・発信部署:生活環境部 環境政策課
公開日:2024年11月29日 最終更新日:2024年11月29日
地球温暖化防止月間「一人ひとりの生活を見直してみましょう」
地球温暖化は地球全体に大きな影響をもたらし、生態系の破壊や食糧危機、異常気象の増大など、私たちの生活を脅かしています。地球温暖化の原因は、地球規模での人口増加や経済規模の拡大の中で、人間活動に伴って排出される温室効果ガスと言われています。
原因となる温室効果ガスを減らすためには、省エネルギー・省資源化を進めて、二酸化炭素の排出を減らすことが大切です。
地球温暖化防止のために、私たち一人ひとりの行動を見直してみませんか。
- 地球温暖化とは?
- 地球が太陽から受ける熱、また地球から放出される熱は、地球を取り巻くガスの層に吸収され、これによって地球の気温が保たれてきました。
ところが、人間が発展の過程で化石燃料などを大量に消費し、温室効果ガスの一種である二酸化炭素を大気中に排出してきたことにより、宇宙に熱が逃げにくくなり、バランスが崩れて地球の温暖化が進んでいます。
温室効果ガス削減にご協力ください
三鷹市では、令和12年度(2030年度)を最終年次に定めた「三鷹市地球温暖化対策実行計画(第4期計画)」の第1次改定を令和6年3月に行いました。
この計画では、国が気候サミット(2021)を踏まえ、令和 12(2030)年度に温室効果ガスを平成 25(2013)年度から 46%削減することを目指し、更に、50%の高みに向けて挑戦を続けることを表明したことを受け、市でも 50%削減に向けて徹底した省エネや再エネへの転換を進める上で様々な課題を克服するため、積極的に高い目標を設定しています。
三鷹市内で排出される温室効果ガスは、家庭と事務所などのオフィスからの排出割合が高いことから、市全域から排出される温室効果ガス総排出量を削減する上で、これらの排出量の抑制が大きな課題となっています。
三鷹市からはじめる地球温暖化防止に、ご協力をお願いいたします。
家庭で出来る地球温暖化防止
地球温暖化防止の取り組みは、継続することが重要です。
この冬、身近なところから少しずつ、温室効果ガス削減の取組みを始めてみましょう。
暖房器具を上手に使いましょう
冬の省エネ対策で欠かせないのが、暖房によるエネルギー消費を削減することです。暖房使用時の室温を20度に維持することで、エネルギー燃焼による二酸化炭素を減らせます。
エアコン
暖房時の室温は20度を目安に設定することで、年間26.0キログラムの二酸化炭素削減になります。
外気温6度のとき、暖房設定温度を21から20度にした場合(使用時間:1日につき9時間 エアコン:2.2キロワット)
また、エアコンは設定温度に達するまでに、大きな電力を使い、そのあとは比較的小さな電力で室温を保ちます。そのため、ひんぱんなオンオフは省エネにならないことがあります。
月2回を目安にフィルターを掃除しましょう。目詰まりすると、吸い込む空気の量が減り、暖める力も小さくなってしまいます。
電気カーペット・こたつ
断熱マットを敷いて、床側に熱が逃げないようにし、分割して温める機能がある場合は、必要な部分だけを温めます。
こたつは、分厚いこたつ布団と敷布団で暖かさを逃さないように工夫しましょう。
ヒーター
暖かい空気は対流で上に行ったあと、窓付近の冷たい空気に冷やされて下に流れ、足元が寒くなってしまいます。そのため、窓から冷気が入ってこないように窓付近に暖房器具を置きましょう。
また、消費電力が大きいので、必要なとき、必要な場所で使うように意識しましょう。
省エネ型電球を使いましょう
白熱電球をLED電球などの省エネ・長寿命の照明に取り替えましょう。
→LED電球の場合、1世帯あたり年間45.0キログラムの二酸化炭素の削減
お湯の使い方を見直しましょう
家庭で1年間に使うエネルギーのうち、お風呂やキッチンで使う給湯用が3割以上を占めます。短時間でも風呂ふたを閉める、追い炊きや自動保温をなるべくしないように、家族が続けて入るなどの工夫をしましょう。
冬になったら、設定温度を見直しましょう
機器の温度を、1年中同じにしていませんか?冷蔵庫の設定温度は季節にあわせて「強」から「中」にするなど見直しましょう。
温水洗浄便座の暖房便座や洗浄温水の温度を控えめにしましょう。さらに、暖房便座のふたを閉めて、放熱を防ぎましょう。
ひとつの部屋で家族団(暖)らん
寒い夜は、リビングなどで家族一緒に過ごすと、暖房の節約になります。